【完全版】これを読めば大丈夫!!バスケのユニフォーム規則を解説します【ユニフォーム規則】


本記事は2023年6月に最新版の情報にアップデートを行いました。

目次

2023年4月1日よりバスケットボールのユニフォーム規則が新たに変更されました。
「規則違反」にならないよう注意すべきポイントをまとめました。

公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)より新たなユニフォーム規定が発表されました。
BASKETCOUNTでは、ご注文いただくユニフォームが規定違反とならぬよう社内で共通の注意事項等を設け、デザイン作成時には解説を交えながらご提案させていただきます。
細かな決まりやロゴを入れられる位置などにも取り決めがあるので、しっかりとチェックしていきましょう。

ソックス規則を含むバスケのユニフォーム規定とは?

本記事ではJBA(公益財団法人日本バスケットボール協会)が主催する大会に出場することを前提に解説を行います。

どこまでがユニフォーム?

「ユニフォーム」とは、試合中にチームメンバ ーが着用する「シャツ」、「パンツ」および「ソックス」のことをいう。

公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)

本記事はシャツ&パンツにフォーカスし、ソックスに関する規則は別の記事で詳しく解説しています。

再確認すべき重要ポイント

チームメンバーは、国内で開催される試合において、本規則 に則り作成されたユニフォームを着用しなければならない。

JBA – 新ユニフォーム規定 第4条-1

前項のユニフォームは、対戦するチームを明確に識別できる ものでなければならず、また、同一チームに所属する全てのチー ムメンバーが同じデザイン(形状、色および模様)のものを着用 しなければならない。

JBA – 新ユニフォーム規定 第4条-2

このような質問をいただくことがあります。
「似たデザインのユニフォームであれば大丈夫か」
「数枚紛失したので似せて作るユニフォームで大丈夫?」など。
結論から言うと、答えはノーです。

上記の規定通り、チーム全員が同じデザインのユニフォームを着用する必要があります。

ユニフォームの形状について抑えるべきポイント

ユニフォームの形状(パンツ丈の長さ問題含む)

●シャツに袖がある場合、肘より上の長さのものでなければならず、長袖は認められない。

●パンツの丈は膝より上の長さでなければならず、膝頭に懸かる丈のパンツは認められない。

ミニバス(U-12)のユニフォームパンツの丈は対応が難しいのではないか?

U12カテゴリーでは、身体成長の著しい時期であるため、国内大会での規則の適用は行いません。

JBA – ユニフォームとプレーヤーが競技中に身につけられるものに関するQ&A

多くの方から心配の声が上がっていたミニバス(U-12)のパンツ丈問題ですが、成長が著しい時期であることを考慮し、パンツ丈に関する規則は適用されません。

リバーシブルタイプのユニフォームはいいの?

リバーシブルはJBA(公益財団法人日本バスケットボール協会)主催大会での着用はできません。
JBAの主催大会以外は大会要項に明記すれば着用可能です。
大会に出るのであれば濃色と淡色のユニフォームがあればトラブルを回避できそうですね。

ユニフォームのデザインについて抑えるべきポイント

デザイン部分で抑えるポイントは大きく3点

今回の変更で注意が必要なポイントは下記。

  • パンツに番号は入れられない
    →地域によっては認めている場合や、本体デザインの規定のライン幅に収まる場合は違反にならない場合もありますが、BASKETCOUNTではパンツに番号は入れない選択を推奨しています。
  • ユニフォームシャツに入る要素に対する位置やサイズの指定
  • ユニフォームの模様に注意

大きく分けてしまうと上記の3点です。(本当に大きく分けています)
さらに、多くのチームが該当しませんが広告を入れることも可能となりました。

必ずここを確認しよう / デザイン要素

公式戦の出場するためのユニフォームはデザイン要素にも使用可能な場所や大きさの制限があります。
必ず確認しましょう。

番号以外のデザイン要素

スクロールできます
要素使用可能な場所大きさ
チーム名シャツ前面に1箇所(かつ2行以内)・シャツ背面に1箇所1行なら高さ8cm以内、2行なら各行高さ6cm以内
チームロゴシャツ前面に1箇所・パンツに1箇所1箇所あたり20cm²以内
製造メーカーロゴシャツ前面に1箇所・パンツに1箇所1箇所あたり20cm²以内
都道府県・ 都市・地域 名シャツ前面(選手番号の上 部)に1箇所かつ2行以内・シャツ背面(選手番号の上 部)に1箇所かつ2行以内1行なら高さ8cm以内、2行なら各行高さ6cm以内
チームメンバー名シャツ背面に1箇所かつ1行のみ / 表記の種類を統一高さ6cm以上8cm以内
広告シャツ前面に1箇所かつ1種のみ・シャツ背面に1箇所かつ2種以内・パンツ前面かつ右脚部に1箇所かつ1種のみシャツ:1箇所あたり320cm²以内(2種の場合は320cm²内に分割して表示)・パンツ:1箇所あたり100cm²以内

番号の大きさなど

選手番号は全てのロゴ、模様および広告から5cm以上離れていることが前提です。

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番号の種類位置と大きさ備考
シャツ前面番号シャツ前面の選手番号の高さは8cm以上(2023年4月より)見え難い位置に付けてはならない・番号の縁取りや縫い取りの部分は高さに含めない
シャツ背面番号シャツ背面の選手番号の高さは16cm以上(2023年4月より)番号の縁取りや縫い取りの部分は高さに含めない

また、下記内容も規定に含まれます。

  • 縁取りや縫い取りも含め、全てのチームメンバーが同じデザイン(形状および色)でなければならない。
  • それぞれの数字の幅が最も狭い部分で2cm以上なければならない。※縁取りや縫い取りの部分はこれに含めない。
  • 選手番号の色は、シャツの色と異なり、明確に識別できる色でなければならず、縁取りや縫い取りがない番号単独の状態でも、明瞭に見えるものでなければならない。縁取りや縫い取りの色については規定しない。
  • 同一チーム内において、「0」と「00」は同時に使用することができる。
  • チーム内で異なるプレーヤーが同じ番号を用いてはならない。

番号の縁取り

番号の縁取りは下記の図で可否が確認できます。

JBA公式HPより

必ずここを確認しよう / 本体デザイン

デザイン要素と同様に本体のデザインにも決まりがあります。
理解すべきポイントは下記をご確認ください。

シャツの色の切替えに関して

・シャツを横切る切替えの幅は10cm以内とする。切替えが斜めに入る場合も同様。

・肩周りの切替えの幅は、頂点(肩線) から15cm以内とする。

・脇の切替えの幅は20cm以内とする。

・それぞれ切替えは組み合わせて用いることができる。

※いずれの切替えの幅も、ラインおよびパイピング等を含めた寸法とする。

・切替えの境界から選手番号までは5cm以上離れていなければならない。

・ユニフォームに広告や商標、ロゴマーク等をつける場合は、番号から 4cm 以上離れていなければならない。(2023年4月より)

パンツの色の切替えに関して

・パンツの脇の切替えの幅は20cm以内とする。切替えが斜めに入る場合も同様とする。

・パンツの腰の切替えの幅は15cm以内とし、ウエストおよびゴムの部分も切替えの一部とみなす。

・パンツの裾の切替えの幅は15cm以内とする。

・それぞれ切替えは組み合わせて用いることができる。

※いずれの切替えの幅も、ラインおよびパイピング等を含めた寸法とする。

その他の模様

・切替部内であれば、星、ダイヤなどのモチーフプリントを施したり、グラデ ーションを施すことなども認められる。

・細いライン(ストライプ)は、ラインの幅が2mm以内で、ラインとラインの間隔が3cm以上でなければならない。

失敗しないためには?

バスケのユニフォーム規定には決まり事が多く、規定違反とならないためには規定を把握しているメーカーに依頼することが必須です。
デザイン要素の大きさは視覚的なデータ作成では失敗してしまうポイントです。
実寸で作成し、説明が出来るスキルが必要です。

参考資料一覧

ユニフォーム作成はBASKETCOUNTにおまかせください

バスケのユニフォーム作成は本記事を執筆しているBASKETCOUNTにお任せください。
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チームオーダーのイメージをまとめた動画も是非ご覧ください。

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